おはようございます!
北日商会の西です。
今日は急に冷えてきましたね!
半袖でいいかなーと思っていたら、思ったより肌寒かったです!
今週は安定しない週になりそうですね!
さて、今日はソマールゴムの特殊ウレタン『SL-1195P』をご紹介します!
『SL-1195P』とは?
『SL-1195P』は、転がり抵抗の削減と耐荷重性能の向上を両立した特殊ウレタンゴムです。
通常のウレタンゴムと比べても圧倒的な省力化効果を持ち、さまざまな分野で活躍しています。
AGV(無人搬送車)やAMR(自律移動ロボット)、さらには半導体製造装置の部品としても採用実績があり、
産業現場での効率化を支える重要な素材です。
省力化を実現する転がり性能
ウレタンゴムの硬度が高くなるほど転がり抵抗が大きくなる傾向がありますが、
『SL-1195P』は、特殊な配合技術により、従来のウレタン硬度90度を基準とした場合、
転がり始めの抵抗を40%も削減することに成功しました!
さらに、硬度95度のウレタンと比較した場合でも、抵抗を30%削減するデータがあります。
この「転がりやすさ」がもたらすメリットは大きく、
特に重量物を運搬する車輪に採用することで、
モーターの小型化が可能になり、押す力や人数の削減にもつながります。
省力化による負担軽減は、作業効率の向上だけでなく、
機器の長寿命化にも貢献するため、結果的にコスト削減にも役立ちます。
過酷な環境下でも頼れる耐荷重性能
『SL-1195P』は、耐荷重性能にも優れています。
荷重がかかる場面では、ウレタンゴムがひずんでしまうことがありますが、
『SL-1195P』は、形状変化が少なく、均一な力で支えることが可能です。
そのため、特に高負荷がかかるAGVやAMRの車輪に最適であり、
耐久性の面でも安心して使用することができます。
また、半導体製造装置では、精密な動作を求められるため、
ゴムの特性が製品の品質に大きな影響を与えます。
『SL-1195P』の優れた機能性は、製造現場の安定化にも貢献しており、
その採用実績は業界内でも注目されています。
用途が広がる高機能ウレタン
硬すぎず、柔らかすぎない絶妙なバランスの『SL-1195P』。
その特性が評価され、幅広い業界から引き合いをいただいています。
今後も、新たな活用方法が見出される可能性が高い素材であり、
さらなる省力化・効率化を求める現場において、
ますます活躍の場を広げていくことでしょう。
もし、製品の詳細や使用方法についてご興味がございましたら、
お気軽にお問い合わせください!