2024年9月3日火曜日

9/3-SMC 弾性フィンガ

 おはようございます。

北日商会の西です。


台風も消え去り、今週は安定した週になりそうですね!

夜もまあ、八月中よりは涼しい気がします。

さて、今日は産業用ロボットハンドのご紹介です。





産業用ロボットの進化に伴い、より柔軟で効率的なワークハンドリングが求められています。そんな中、SMCの弾性フィンガ MH-X7654は、その優れた性能と多用途性で注目を集めています。今日は、この製品の特徴と利点について詳しく紹介します。

製品概要

SMC 弾性フィンガ MH-X7654は、産業用ロボットのアームに取り付けて使用するために設計された高性能なフィンガです。このフィンガは、ゴムシートを採用しており、不定形ワークの把持が可能です。これにより、ワーク形状に合わせたフィンガの設計が不要となり、設計・製造の手間を大幅に削減できます。


特徴

1. 不定形ワークの把持
MH-X7654は、ゴムシートフィンガを使用しているため、不定形ワークの把持が可能です。これにより、様々な形状やサイズのワークを効率的に取り扱うことができます。
2. フィンガ設計の不要
従来のフィンガでは、ワークの形状に合わせた設計が必要でしたが、MH-X7654ではその必要がありません。これにより、設計・製造のコストと時間を大幅に削減できます。
 3. 狭ピッチでの把持
MH-X7654は、狭ピッチで並んだワークの把持が可能です。これにより、限られたスペースでの効率的な作業が実現します。ただし、弾性フィンガ取付アタッチメントはお客様にてご用意いただく必要があります。


材質

MH-X7654の材質には、シリコーンゴム(青色)とEPDM(黒色)が使用されています。

シリコーンゴム(青色)
シリコーンゴムは、FDA(米国食品医薬品局)規格および食品衛生法規格に適合した材料を使用しています。これにより、食品関連の作業にも安心して使用できます。
 EPDM(黒色)
EPDMは、耐久性と柔軟性に優れた材料であり、様々な環境下での使用に適しています。




まとめ

SMC 弾性フィンガ MH-X7654は、その多用途性と高性能により、産業用ロボットのワークハンドリングを大幅に向上させる製品です。不定形ワークの把持が可能で、フィンガ設計の手間を省き、狭ピッチでの作業も実現します。さらに、シリコーンゴムとEPDMという優れた材質を使用しているため、様々な環境での使用に適しています。


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