2023年9月28日木曜日

9/28-薄型デュアルロックチャック

おはようございます。

北日商会の西です。


今日は曇りのち雨で涼しい~寒い感じでしたね!

季節の内り替わりはあっという間ですね!


 さて、今日は


薄型デュアルロックチャック DLR08/北川鉄工所 についての商品紹介を致します。😊


薄型デュアルロックチャック DLR08/北川鉄工所 の魅力とは?

旋削加工において、ワークの把握精度や機械の性能を最大限に引き出すためには、チャックの選択が重要です。しかし、一般的なチャックには、以下のような問題があります。


ジョーが浮き上がってしまい、ワークの着座確認ができない

チャックの重量や慣性モーメントが大きく、主軸負荷や加減速時間が増える

チャックの厚みが大きく、加工エリアが狭くなる

チャックを旋盤から降ろさないと、引き込み調整ができない

そこで、これらの問題を解決する画期的なチャックが登場しました。それが、(株)北川鉄工所の薄型デュアルロックチャック DLR08です。


このチャックは、以下のような特徴を持っています。


ジョーが平行移動した後、引込みを行う。浮き上がらず、着座確認が可能

DLR08は、ジョーをワークに接触させた後、引込みを行うことで、ワークを確実に把握します。このとき、ジョーは浮き上がらずに平行移動するため、ワークの着座確認ができます。また、引き込み量は0.1mm単位で調整できるため、ワークの形状や材質に合わせて最適な把握力を得ることができます。


0.01mmT.I.R.の高い把握精度

DLR08は、ジョーとボディの間に高精度なローラーベアリングを採用しています。これにより、ジョーの平行移動時や引込み時に発生する摩擦やガタツキを低減し、0.01mmT.I.R.という高い把握精度を実現しています。また、ジョーは4本爪でワークを均等に支持するため、ワークの歪みや振れも抑えられます。


薄型、軽量、低慣性モーメント

主軸負荷軽減、スピンドル加減速時間を削減できる


DLR08は、ボディとジョーの厚みを従来品よりも約30%削減しました。これにより、重量も約30%軽減され、慣性モーメントも約30%低減されました。これらの効果により、主軸負荷やスピンドル加減速時間を削減することができます。また、薄型設計により、加工エリアも広くなりました。


チャックを旋盤から降ろす必要なく、機械に取付けたまま、引き込み調整ができる

ワークの引込みによる歪を軽減できる


DLR08は、チャックの後部に引き込み調整用のネジを備えています。このネジを回すことで、チャックを旋盤から降ろさなくても、機械に取付けたまま、引き込み量を調整することができます。これにより、ワークの引込みによる歪や精度の低下を軽減することができます。


このチャックは、外径把握の旋削工程や仕上げ工程に最適なチャックです。ぜひ、ご検討ください。😊

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