2023年11月16日木曜日

11/16-回り止め倍力シリンダで作業効率をアップさせましょう

 おはようございます。

北日商会の西です。

今日も朝は寒かったですね!

昼間は17度ぐらいまで気温が上がったので上着を一時的に脱いだりしましたが

寒かったです!

日々一日の寒暖の差が広がっていくと服装なども考えないと難しいですね!


さて、今日はSMCから

回り止め倍力シリンダ MGZシリーズ MGZ

のご紹介です!


回り止め倍力シリンダで作業効率をアップさせましょう


エアシリンダは、空気圧を利用して動力を得る装置です。エアシリンダにはさまざまな種類がありますが、その中でも倍力シリンダは、押出し方向の出力を高めることができる特徴があります。しかし、一般的な倍力シリンダには、回り止めガイドやチェックベン付レギュレータなどの付加部品が必要になる場合があります。これらの部品は、コストやスペースの増加、回路の複雑化、取付精度の低下などのデメリットをもたらす可能性があります。そこで、おすすめなのが、回り止め倍力シリンダです。回り止め倍力シリンダは、独自の構造により、押出し方向の出力を2倍にするだけでなく、付加部品を不要にすることで、さまざまなメリットを提供します。この記事では、回り止め倍力シリンダの特徴やメリットについて紹介します。

押出し方向出力2倍

回り止め倍力シリンダは、独自の構造により、押出し方向の受圧面積2倍を達成しています。これにより、同じボアサイズの一般的なエアシリンダよりも、押出し方向の出力が2倍になります。リフトアップやプレス作業など、押出し方向の出力が重要な場合には、回り止め倍力シリンダが適しています。

回り止めガイド不要

回り止め倍力シリンダは、シリンダ外角寸法80%前後にもおよぶ大径チューブ+すべり軸受を採用しています。これにより、シリンダ自体が高い剛性と耐モーメント強度を持ちます。また、すべりキーによる回り止め構造を内蔵しているため、負荷の直接取付が可能です。回り止めガイドを別途設置する必要がなくなります。

チェックベン付レギュレータ不要

回り止め倍力シリンダは、チェックベン付レギュレータが不要になります。リフトアップ回路では、チェックベン付レギュレータを使用して、下降時に空気圧を維持する必要がありますが、回り止め倍力シリンダでは、内部にチェック弁を備えているため、下降時にも空気圧が保たれます。これにより、回路が簡略化され、コストやスペースの削減にも貢献します。

高強度省スペース

回り止め倍力シリンダは、耐モーメント強度はガイド付シリンダ(シリンダ+ガイドシャフト2本)と同等です。しかし、回り止め倍力シリンダは、ガイド付シリンダよりも取付専有面積が約40%縮小できます。これにより、省スペース化やレイアウトの自由度が高まります。

取付精度が向上

回り止め倍力シリンダは、ワーク取付面に位置決め穴を設けています。これにより、芯出しが容易になり、取付精度が向上します。また、ワーク取付面は、シリンダの中心に対して対称になっているため、取付方向による影響がありません。

 スッキリ外観

回り止め倍力シリンダは、オートスイッチは4面の溝内に収納できます。これにより、オートスイッチの位置調整が容易になり、外観もスッキリします。また、配管はヘッドカバーに集中しているため、配管の取り回しも簡単です。

ロングストローク可能・省スペース

回り止め倍力シリンダは、ストロークは1000mmまで可能です。(φ20・φ25は、800mmまで可能)従来の2倍力シリンダ(ダンデム形)のように、ストロークの2倍以上の全長になりません。これにより、ロングストロークでも省スペース化が可能です。

回り止め倍力シリンダは、押出し方向の出力を2倍にするだけでなく、回り止めガイドやチェックベン付レギュレータなどの付加部品を不要にすることで、作業効率や省エネルギー、省スペースなどのメリットを提供します。回り止め倍力シリンダを使って、より快適で安全な作業環境を作りましょう。

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