2024年3月5日火曜日

3/4-マツシマメジャテック チルトスイッチ

 おはようございます。

北日商会の西です。


今日はまた一段と寒いですね!

先週末は雪が降る日もあってもう3月なので寒いです。

今週はずっと2度や3度といった気温が最低になるみたいで

まだまだ寒さが続きそうですね!悲しいです。

チルトスイッチ MFFP で粉塵や付着物に強い上限検出


さて、今日は




チルトスイッチ MFFPについてご紹介です。


チルトスイッチとは?


チルトスイッチとは、粉塵や付着物に影響されない堅牢なレベルスイッチです。レベルスイッチとは、容器内の物体の高さや位置を検出するスイッチです。チルトスイッチは、粉粒体・塊体の貯蔵サイロやホッパー・シュートなどの上限検出に最適です。上限検出とは、容器内の物体が一定の高さに達したことを検出することを意味します。Fチルトスイッチは、原理的に浮遊する粉塵や付着物の影響を受けません。また、コンパクト構造で頑丈で、摩耗に強い上限スイッチです。


チルトスイッチの原理


チルトスイッチの原理は、以下のように説明できます。


・チルトスイッチの検出器は、傾斜スイッチが内蔵されています。傾斜スイッチとは、傾くと接点が変化するスイッチです。

・検出器が測定物に接触していない状態のとき、鉄球を介しA-B間は接点閉(NC状態)となります。NCとは、Normally Closedの略で、通常は閉じていることを意味します。

・検出器部が測定物の堆積により傾斜すると傾斜スイッチ内の鉄球が転がりA-B間は接点開(NO状態)になります。NOとは、Normally Openの略で、通常は開いていることを意味します。

・接点の変化により、外部の回路に信号を出力します。これにより、容器内の物体の上限検出ができます。


チルトスイッチの特長


チルトスイッチの特長は、以下の4つにまとめられます。


1. コンパクト構造で頑丈


チルトスイッチは、コンパクト構造で頑丈です。検出器部の直径は、わずかφ60mmです。これにより、取付スペースを節約できます。また、ケーシング材質はダクタイル鋳鉄を採用しています。ダクタイル鋳鉄とは、靭性に優れた鋳鉄です。これにより、衝撃や振動に強く、長期間の使用に耐えます。


 2. 摩耗に強い上限スイッチ


チルトスイッチは、摩耗に強い上限スイッチです。検出器部には、摩耗に強い特殊合金を使用しています。これにより、測定物との接触による摩耗を防ぎます。また、検出器部には、十字羽根の取り付けが可能です。十字羽根とは、検出器部の先端に取り付ける羽状の部品です。これにより、粉体の流れによる検出器部の回転を防ぎます。


3. 保護構造はIP67


保護構造はIP67です。IP67とは、防塵性と防水性を表す指標です。IP67とは、塵埃が内部に侵入しないことと、一時的に水に浸されても機能が保たれることを意味します。これにより、Fチルトスイッチは、粉塵や水分の多い環境でも使用できます。


 4. 簡単な取付と配線


簡単な取付と配線ができます。取付は、検出器部を容器の上部に固定するだけです。配線は、検出器部から引き出されたケーブルを外部の回路に接続するだけです。これにより、チルトスイッチは、手間や時間をかけずに設置できます。


チルトスイッチのまとめ


チルトスイッチは、粉塵や付着物に影響されない堅牢なレベルスイッチです。原理的に浮遊する粉塵や付着物の影響を受けません。また、コンパクト構造で頑丈で、摩耗に強い上限スイッチです。さらに、保護構造はIP67で、簡単な取付と配線ができます。チルトスイッチを使って、粉粒体・塊体の貯蔵サイロやホッパー・シュートなどの上限検出を効率的に行いましょう。

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