2013年3月28日木曜日

3/28-ホースは何でにちゃにちゃするの?

おはよう御座います。
北日商会の西です。

街中を走っていると桜の蕾や花が咲いている木が多く見られるようになりました!
満開ももうすぐですね!

さて
昨日のブログでゴム板には可塑剤やカーボンが含まれていると書きました。
この可塑剤ですが実は、いろいろな物に含まれています!

今日はホースに入っている可塑剤について取り上げてみようと思います。

お庭の水まき等でお使いになられるホースを長時間屋外に置いておくと表面がにちゃにちゃしたりカチカチになった経験はございませんか?
にちゃにちゃの状態で使うのは気持ち悪いですよね!

ホースを生産する時には多数の材料が使われていますが、可塑剤と呼ばれる柔らかくする為の材料は太陽の紫外線に当たることによって表面から溶出(ブリード)してきます。
初めはにちゃにちゃしてきて、その後可塑剤が抜けるとホースがかちかちになったりします。

よくホースやゴム板を保存するときは冷暗所においてくださいと聞くのはこれが理由だったりしますね!

このホースのブリード現象はホースを作るとき、塩ビや可塑剤といった原料のグレードや比率によってある程度の対処ができる場合があり、メーカーの配合技術によっていろいろ違いが出てきたりします。
汎用の樹脂ホースになると価格が高いホースになるにつれ、その配合が良い物になってきます。

以上、ホースがにちゃにちゃする理由でした!
意外と身近にあっても知らない事もあるものですね!


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