2023年12月19日火曜日

12/19-プルフィックス|テーパークランプボルト

 おはようございます。

北日商会の西です。

今朝は寒かったですね!

昨晩は寒すぎてなかなか寝付けなかったです!すごい寒かったですね!




さて、今日は、今尾コーポレーションの商品、プルフィックス テーパークランプボルトという画期的な製品を紹介します。この製品は、引込みクランプという新しい方式のクランプボルトで、従来のクランプボルトに比べて、多くのメリットがあります。以下に、その特徴と利点を説明します。


引込みクランプとは?

引込みクランプとは、ワークを下から引込むことで、治具と工具の干渉を回避することができるクランプボルトです。通常のクランプボルトは、ワークを上から押さえるため、工具がクランプユニットに当たる可能性があります。しかし、引込みクランプは、ワークをかさ上げすることで、クランプユニットへのツール干渉を防ぎます。また、ワークの位置決めには、ダイヤタイプとセットで使用することで、高い精度と安定性を得ることができます。


プルフィックスの特長

プルフィックスは、引込みクランプの中でも、特に優れた性能を持つ製品です。その特長は以下の通りです。


- 同一工程での5面加工が可能に!

プルフィックスは、ワークを下から引込むことで、治具と工具の干渉なく、同一工程での5面加工が可能になります。これにより、工程の短縮や効率の向上が期待できます。また、ワークの裏面も加工できるため、より複雑な形状のワークにも対応できます。


- 5μm の繰り返し位置決め精度を実現!

プルフィックスは、テーパー 2 面拘束により、ワークの位置決め精度を高めます。テーパー 2 面拘束とは、ワークの下面と側面にテーパー形状の突起を設け、それらをクランプユニットのテーパー穴に嵌めることで、ワークの位置を固定する方式です。この方式により、ワークのずれや傾きを防ぎ、5μm の繰り返し位置決め精度を実現します。


- 工具干渉がなくなり加工工程が大幅に集約できます。

プルフィックスは、ワークをかさ上げすることで、クランプユニットへのツール干渉をなくします。これにより、工具の種類や大きさに制限されず、自由に加工できます。また、工具の交換や移動の時間も削減できます。さらに、ワークの裏面も加工できるため、工程の集約が可能になります。


- 高精度なサブプレート交換を素早く行えます。

プルフィックスは、サブプレートとクランプユニットの間に、高精度な位置決めピンを設けています。これにより、サブプレートの交換時に、クランプユニットの位置を正確に合わせることができます。また、クランプボルトの締め付けも、ワンタッチで行えます。これにより、サブプレートの交換時間を大幅に短縮できます。


まとめ

プルフィックス テーパークランプボルトは、引込みクランプという新しい方式のクランプボルトで、従来のクランプボルトに比べて、多くのメリットがあります。同一工程での5面加工が可能になり、位置決め精度や効率も向上します。また、サブプレートの交換も素早く行えます。プルフィックスは、あらゆるワークに対応できる、画期的な製品です。ぜひ、お試しください。


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